建設業に適している作業服はどんなものか

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作業服といっても携わっている職種によって適しているデザインは異なってきます。例えば、建設業の場合にはどのようなデザインが適しているのか、まずは確認してから購入しましょう。実際に着用している人のデザインを参考にして選んでみるのもいいかもしれません。

また、専門の販売サイトで商品を比較するのもおすすめです。

デザインを考えてみよう

建設業の作業着はいろいろな種類があります。職場によっては自身で自由にデザインを選べることもあるので、まずはその点を確認してみましょう。自由に選べるのなら、自分好みのものを選べるので好都合です。好きなデザインの作業着を探してみましょう。

ただし、デザイン性を重視すると着心地が悪いこともあります。購入前にはしっかり試着をしてみることが大事です。作業着なので、作業がしやすいデザインを選択することが何よりも大事です。特に、色や柄にはこだわった方がいいでしょう。

作業中に色や柄が目にチラチラと映ることで作業がしづらいというのでは、周りに迷惑をかけてしまいます。チカチカしやすい派手な柄や色は避けた方がいいでしょう。幸いにも専門店で売られている作業着の多くは、地味な柄や色となっているものばかりです。

作業がしやすいようにデザインされているものが多いので、安心して購入できます。

着心地を確認しよう

建設業の場合、とにかくたくさん動くので動きやすい作業着を求める傾向にあります。あまり体にピッタリのものでは可動域が狭まってしまうので避けた方がいいでしょう。特に腕がグルグルと回らないというくらいサイズがきついものだと、作業に支障が出てしまいます。

したがって、腕まわりと太ももまわりは少しゆったりとしたサイズがおすすめです。もちろん、だからといって、あまりにもゆとりがあり過ぎる作業着も困ります。というのも、作業中に袖口などが引っかかってしまうことがあるからです。

場合によっては精密機械に作業着が巻き込まれてしまうこともあります。

これでは重大事故となってしまうので、その点は気をつけましょう。まずは、着心地を確認することが大事です。試着をして作業をする上で作業がしやすいものかどうか、細かくチェックしていきましょう。

作業のしやすさを重視しよう

作業着という名称からも分かるとおり、一般的な作業着は作業がしやすいように作られています。袖口が機械に巻き込まれないようにぴっちりしているものあるので、細かく見てみましょう。特に、建設業の作業着は重たいものを運んだり、重機を取り扱ったりすることがあるので、その点を考えて作られています。

もちろん、すぐに汚れてしまうので、汚れが目立たないようなカラーのものばかりです。素材も洗濯がしやすいようなものとなっています。また、毎日のように作業着を着用するのなら、交代制で着られるように何着か購入しておくといいでしょう。

通常、職場から支給されることになっています。洗濯の期間も考えて、最低でも2着程度は支給されるはずです。夏用と冬用として支給されることもあるので、4着程度持つこともあります。

専門の販売店を探そう

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職場によっては作業着が支給されないこともあるので、この点は注意しましょう。自分で準備することになったら、なるべく専門店で購入することをおすすめします。というのも、作業着といってもいろいろな種類があるからです。

専門店なら様々な種類の作業着を取り扱っており、比較もしやすくなります。何よりも専門店だからこそ、安全で安心して購入できる商品ばかりというのが便利です。また、最近はインターネットでも購入できます。

作業着の専門通販サイトを探してみましょう。通販の場合、試着をすることができませんが、返品交換ができるサイトも多いので、サイズが合わないようならすぐに返品交換してもらいましょう。なお、このような手間を掛けないようにするためには、自身のサイズをきちんと計測しておくことも大事です。

商品を比較して選ぼう

実店舗で購入するにしても、通販サイトで購入するにしても、作業着は商品を比較することが大事です。色や柄、着心地など、あらゆる面でしっくりくる商品を選択しましょう。特に、建設業の場合、収納箇所がたくさんあると便利です。

ちょっとしたものをポケットに入れることも多いからです。ポケットといっても蓋付きのものもあれば、蓋なしのものもあります。どこの部位にどのようなタイプのポケットがあると作業がしやすいのか、その点を考えながら適した作業着を選びましょう。

よく選ばれているのは、ちょっとした部品を収納するために胸ポケットが付いているタイプです。ポケットは数多く付いていると便利で、お腹の脇部分やズボンの脇部分など、5箇所くらいあると何かと役立ちます。

素材を確認しよう

建設業の作業着はどうしても汚れてしまうので、洗濯がしやすい素材のものを選びましょう。すぐに乾き、すぐに汚れが落ちるようなタイプがおすすめです。一般的な洋服のような生地ではなく、ナイロン製のものがよく選ばれています。

というのも、重機を取り扱ったり、重たい材料を運んだりする時に切れてしまうようでは困るからです。また、天候の悪い時にも作業をすることがあります。そのため、濡れてもいいような素材がおすすめです。雨が染み込んでくるような一般的な衣服では困るため、やはりナイロン製などの水を弾くタイプが人気です。

さらに、冬場は極寒の中、作業をすることもあります。防寒性の強い素材のものを選びましょう。

夏と冬では選ぶものが異なる

猛暑の中、外で作業をすることもある建設業の人は、熱中症対策もしなくてはなりません。夏は特に汗をたくさんかくため、熱がこもってしまうような作業着では困ります。汗をかいてもすぐに乾かせるような素材の作業着を選びましょう。

また、中に保冷剤などを入れられるようなタイプがおすすめです。最近は熱中症対策のために、首の後に保冷剤を入れるスペースを設けた便利な作業着も販売されています。このようなものを利用するといいでしょう。職場で大量購入する場合にも、要望を出してみるといいかもしれません。

夏と冬とでは全く状況が異なるので、現場で働いている人の意見を参考にし、作業がしやすく快適な着心地の作業着を選ぶことが大事になります。夏は熱を発散し涼しく感じられるような作業着、冬は防寒対策のできる作業着を選ぶことがポイントです。